行事報告

■新潟中越地震十三回忌法要(平成28年8月22日)

 8月22日に新潟中越地震十三回忌及び清掃に行ってきました。台風九号が関東に接近する中でしたが、無事に務めることが出来ました。平成16年10月23日に発生した新潟中越地震からはや12年となり、十三回忌の年になりました。隣県でもある群馬でもその規模の大きさを容易に理解できる程の揺れを感じました。地震の3年後に被災した方を招いて劇団四季の協力を頂きチャリティミュージカルを実施、また托鉢にて集まった浄財にて長岡市濁沢町に六地蔵を寄贈いたしました。多くの方の想い、尽力をお地蔵さまに手を合わせることを通じ後世に伝え、また、残念ながら命を落とされた方の御供養の心をお供えできることを願って寄贈したものとなります。
 七回忌に伺った以来でしたので、法要前に六地蔵清掃も行ってきました。地元の方が日頃お参りをしてくれているので、大変きれいに保たれていました。

新潟中越地震十三回忌法要

■チロリアンランプ(平成28年)

 とあるお檀家さんから学名アブチロン・メガポタミクム、通称チロリアンランプを奉納いただき、本堂前に飾らせていただきました。お盆のお参りの際にはありましたので、ご覧になられた方も多いかと思います。釣りの浮きに似ていることから、浮釣木(うきつりぼく)と和名では言われるそうです。また、チロリアンランプともいわれるそうで、日本での提灯に似た花なので、お盆にはぴったりの花でありました。

チロリアンランプ

■寺宝展 無事円成(平成28年8月5日~10日)

 8月5日~10日の間高崎シティギャラリーで開かれた寺宝展が1800人程ご来場いただき、無事に展覧会を終えました。

寺宝展

■世話人草刈り奉仕作業(平成28年8月7日)

 8月7日の世話人草刈り奉仕作業により、境内及び裏山から前田家霊廟まできれいになりました。崇台山への遊歩道、ハイキングコースも草刈をしていただきました。長學寺の景観護持にご尽力いただきありがとうございます。

■長学寺参禅会(平成28年)

 小野ミニバスケットボール(大河原大介代表)が参禅会に来ました。高学年女子が昼ご飯のカレーを担当し、男子が堂内清掃を担当し、午後から低学年も合流し、坐禅を体験しました。

長学寺参禅会

長学寺参禅会

■各種こども坐禅会開催(平成28年7月21日~22日、7月27日~28日)

 夏休みに入りますと、こども坐禅会のシーズンとなります。私が所属している、群馬県曹洞宗青年会、安中十二教区一乗会(いちじょうかい)、等の団体で会場持ち回りにて毎年行われています。

十二教区一乗会では7月21日~22日に野殿の宗泉寺様をお借りして開催いたしました。

こども坐禅会


 群馬県曹洞宗青年会では7月27日~28日に桐生、大雄院様をお借りして開催いたしました。74名の参加者が集まり1泊2日の坐禅会となりました。

こども坐禅会

■坐禅会を開催(平成28年6月25日~26日)

 吉井町の仁叟寺様にて6月25日、26日と群馬県曹洞宗青年会で坐禅会を行いました。高崎市の少林山達磨寺住職の講話も合わせて行いました。

坐禅会

■源昌寺 トイレ改修(平成28年)

 源昌寺のトイレとトイレへの舗装をおこないました。きれいになり、使いやすくなったと思います。

トイレの改修

■首座法戦式 (平成28年3月25日)

 これはお釈迦さまが霊鷲山においてお弟子の迦葉尊者にご自分の席を半分ゆずって説法を許されたという故事にならって、住職に代わって仏道の肝心なところを、修行僧に説法する儀式が出来ました。徐々にこの儀式が実用的になり、首座(しゅそ)と修行僧達とで激しい問答を行うようになりました。地方寺院では首座と若僧による激しい問答の戦いとなります。再び長学寺で修行することから、私にとっては二人目の弟子を持つことになります。今回の首座は高崎市下豊岡町の常安寺徒弟櫛田弘隆が務めました。

弁事(次男)/激しい問答の戦い

◇弁事という役は私の次男が務めました。(ちなみに、長男は野殿の宗泉寺様での法戦式にて務めました。)
◇激しい問答の戦い(写真右)

大般若と先祖供養

◇大般若と先祖供養

■先祖祭り (平成28年3月25日)

 今年は首座法戦式を恒例の先祖供養(東日本大震災物故者供養含む)と共に厳修致しました。厳粛な雰囲気の中、参加された檀信徒の方々、縁ある御寺院様等によって無事に円成することができました。晋山式の時に一度法戦式を執り行い、今回で二度目となります。また、一人僧侶としての道を進むひな僧が誕生しました。
 また、五目御飯を食べる書院もイスとテーブルに変更となり、足の心配もなく、五目御飯を召し上がっていただき、御供養が執り行えたと思います。毎年3月25日と決まっていますので、よろしくお願い致します。

法戦しっぺい

集合写真

■世話人研修会 (平成28年3月4日)

 3月4日(金)に日帰り研修会を開きました。今年で五回目となり、十三教区(富岡、妙義、甘楽、下仁田)から十二教区(松井田、安中、一部の高崎)という私の兼務寺院の安中の源昌寺の組寺で縁あるお寺を回ることになりました。
今回拝登しました寺院は、十二教区(安中、松井田地区と一部高崎)の高崎市下豊岡の常安寺、松井田町土塩の乾窓寺、安中市大竹の源昌寺、安中市安中の龍昌寺、安中市磯部の松岸寺、安中市原市の久昌寺へ拝登しお話を伺いました。

世話人研修会

■軽井沢バス事故慰霊法要 (平成28年)

軽井沢バス事故慰霊法要過去30年で最多の死者が出てしまった転落事故現場に胸がとても痛みました。

ご冥福をお祈りいたします。

■スノープラウ購入 (平成28年)

 1月の雪で軽トラをもっと活用出来ないか画策した結果、長野からの情報でスノープラウという軽トラの排土板があるということで購入をいたしました。お寺から県道までの道のりをある程度除雪出来るのではないかと考えています。人力での作業にも限界を感じていたので、光明が見えた気がいたします。もっとも平成26年の大雪ほど降られれば、対応出来そうにありませんが。

スノープラウ

■本堂、書院(控室)イスの寄贈 (平成28年)

 富岡の高橋祐東様、水口の佐藤太真奇様、鷺宮の堀口浩昭様(八幸石材)より五十脚本堂、書院(控室)のイスを寄贈いただきました。先祖祭りもほぼイスにて着席いただけるようになりました。大変ありがとうございました。

椅子の寄贈

■水口の佐藤洋一様より南無仏太子像の奉納がありました (平成28年)

南無仏太子像 南無仏太子像とは、袴をつけて合掌するこの童子形像は、聖徳太子伝に基づいて制作された太子2歳のときの姿とされ、その形によって南無仏太子像とも呼ばれているものです。

鎌倉時代に入ると、弘法大師空海の幼少像とされる稚児大師像などのように、高僧や偉人の幼年時代を思慕する思想によって童子形の造形が見られるようになります。

今年は本堂正面の本尊様の脇に安置していますので、興味がある方はごらんください。

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