■彼岸桜が倒れました(平成26年)
大雨により山門(鐘楼堂)の北西の山際に生えていた彼岸桜が倒れました。3月25日の先祖祭りの頃に咲いていた大木の彼岸桜でしたが、残念ながら根元から倒木。不幸中の幸いで十三重の塔にぶつかることなく空いたスペースに倒れたので最小限の被害で済みました。
毎年桜吹雪がとてもきれいだったので非常に残念です。 写真右の彼岸桜です。
■敷物の提供(平成26年)
上間仁田の櫻井ハマヱ様より源昌寺本堂の導師位に敷く物をご寄進いただきました。源昌寺にて法事をお勤めするときに住職が座っているところに使用させていただいています。この敷物の下に使っていますのは、昔、土葬の頃に輿で使っていた物を利用しています。
サイズもちょうどぴったりでした。ありがとうございます。
■群馬県曹洞宗檀信徒大会(平成26年6月)
6月19日に前橋ベイシア文化ホール(旧県民会館)にて群馬県全体の曹洞宗の檀信徒の集いが開催されました。長學寺からは30名の方々に参加していただきました。私も裏方仕事で前日から準備に追われていましたが、お陰様で総勢1800人超のご参加があり、無事に円成することができました。
ホールの席の幅が狭いので長時間座るだけも大変な中、参加くださりありがとうございました。
大本山総持寺二祖峨山韶碩禅師六百五十回大遠忌予修法要の様子↓
(写真左)落語家 立川談四楼師匠(群馬県邑楽町出身)
(写真右)記念講演として「いのち」について講演をいただきました。
講師は安中市桂昌寺 平子泰弘老師
■玄関、庫裡改修完了(平成26年)
昭和23年に建てられました玄関、庫裡、書院ですが、年数も経ちましたので改修を始めさせていただき、おかげをもちまして玄関と庫裡の改修が完了いたしました。ご協力ありがとうございました。玄関も以前より少し広くなりましたので、圧迫感が減ったように思います。庫裡も襖の開け閉めもスムーズになり、日常生活または寺院控室としても活用しやすくなりました。
玄関の屋根の鬼瓦は、本堂の屋根が瓦だった頃に使われていた鬼瓦を再利用していただきました。今作り直すと相当な金額になるそうです。お寺に来られた時は鬼瓦もご覧になってください。
■先祖祭り(平成26年3月25日)
先祖供養(東日本大震災物故者供養含む)では22名の御寺院様と供養をいたしました。晋山式後初めての先祖祭りでありました。偲んで、楽しんで、無事に先祖祭りが円成できたのではないかと思います。 来年の先祖祭りまでには椅子を買い足す予定となっていますので、多くの方に参加していただき御供養いただければ幸いです。毎年3月25日と決まっていますので、よろしくお願い致します。
チャリティー寄席では、マグナム小林先生の見事なバイオリンとタップダンスをおりまぜた漫談を堪能出来、また、群馬県出身の噺家の桂夏丸師匠の巧みな話術に笑いが絶えませんでした。
■キッズシューズ支援報告(平成26年1月)
前回寺だよりにて、ご協力をお願いしました、シューズボランティアですが、おかげさまで350足ほど集まり、無事に高崎の希望を贈る会様へ届けてきました。昨年に引き続き、今年も群馬県曹洞宗青年会のボランティア委員長を務めることになりましたので継続して支援をしたいと思います。運動靴、上履き、長靴、など履かなくなった靴を収集いたします。サイズは26センチまでです。
*靴の寄付とはいえ、贈り物ですので、必ず洗ってお持ちください。
*左右、靴の種類がバラバラにならないようにヒモ等で縛ってください。
*靴の裏にマジックでサイズを書いてください。
■庫裡及び玄関の改修(平成26年1月)
平成23年に書院と寺院台所を改修し、昨年九月末より庫裡及び玄関の改修工事を行っています。ちょうど築65年を迎えまして、雨漏りも酷い時がありましたので、手を入れることとなりました。昭和23年の棟札が上がっていましたが、戦後間もない時代だったこともあり、前の庫裡の使える材料は使ったようで、敷居が柱になっていたり、シロアリに喰われていたりと、改修すべきところが多々ありましたので、大竹の世話人、松本孝夫さんにお願いを致しました。住みながらの改修ということで時間が少しかかりますが、長く使えるようにとお願いしています。
現在玄関も使えない状態ですので、本堂前にインターホンを付けましたので、そちらを押していただきますようお願いいたします。また、書院も半分寺務所となっていますので、法事の控室が通常の半分の部屋となっています。皆様にはご不便をおかけしますが、ご了承ください。
写真は現在の状況です。
■寺院防災研修とシューズボランティア(平成25年)
私は現在、群馬県曹洞宗青年会のボランティア委員会で委員長を務めています。今回は研修として、東日本大震災の教訓を活かすために寺院防災の研修会を行いました。東京の仏教NGOネットワークから講師を派遣してもらい、被災地の現状の説明と被災当時からの寺院の役割や対応、今後の寺院の備え等を講義していただきました。若手の僧侶中心でしたが、有事の際に対応できるようにとても有意義な研修会が開けたのではないかと思います。お寺だけではなく、有事の際の対応は各企業や各個人の判断、様々な場面で臨機応変な対応も必要になることでしょう。今後の災害等で役立てるように日々勤めたいとおもいます。
■先祖まつり (平成25年3月25日)
今年は落語とマジックを行いました。うっかり写真を撮り忘れてしまいまして、載せられませんでした。チャリティー寄席の落語は三笑亭朝夢師匠の軽妙な話術とマジックはプチレディのひろみ先生の可愛らしいマジックを堪能しました。次回の希望で水芸という話も出ましたので三笑亭朝夢師匠に聞きましたら、水芸はかなり大がかりなセットを用意しなければいけないので、本堂には不向きですよといわれました。ですので、落語一席と何かを用意するようにいたします。次回先祖祭りもご期待ください。
■世話人研修会 (平成25年3月7日)
三月七日(木)に日帰り研修会を開きました。以前は県外寺院を拝登する事が多かったようですが、昨年より地元の寺院を拝登することといたしました。
今回拝登しました寺院は、十三教区内の富岡市の縁のある寺院と五月の晋山式で縁のある松井田のお寺になりました。行程は岡本の福寿院→高瀬の光厳寺→富岡の海源寺→かわらやで昼食と会議→丹生の永隣寺→松井田の慈雲寺となりました。
昨年は雪で大変寒い日になりましたが、今年は暑いぐらいの陽気でした。最初の福寿院様では住職、副住職不在により資料をご用意くださり若奥様に迎えていただきました。この若奥様は出身が小野になりまして、私の姉と同級生であります。ですので、世話人さんの中でも娘さんが同級生という方もいまして、賑やかに話ができました。晋山式では息子さんが儀式で大事な役を担う事となっていますので、御注目ください。
次に下高瀬にあります光厳寺様へ拝登致しました。長學寺の先代住職と同級生であります。その住職から歴史等をお話していただき、また大変立派なお寺で伽藍も広く観光の寺のようだと世話人さんが口々に言っておられました。開山堂までの階段は登りがいのある関門でした。裏山の木々の整理をされていまして、以前より山が開けて明るくなっていました。長學寺も裏山の整理を始めなければいけないかなと考えさせられました。
続いて、富岡製糸場の近所にあります海源寺様に拝登いたしました。お勤めをされているのですが、仕事の合間にお寺へ帰ってきて出迎えていただけました。大変声の良い御住職で晋山式では法要解説として檀信徒の方にわかりやすく説明をしてくださいます。どうぞ御静聴ください。
お昼は海源寺様の目の前の「かわらや」でいただきました。明治時代の長學寺が藁ぶき屋根の時代の本堂の写真をお持ちになっていまして寄贈してくださいました。アユの煮付けや富岡名物こしね汁をいただきました。
午後の永隣寺様では、さすが元教員ということで、資料も話もわかりやすい御説明をしていただきました。木食仏という群馬県には三体しかない仏像がございます。この御住職は手先が器用で仏具などを自分で作成されるなどしていますので、晋山式では山門付近に立てる晋山式の立て札や式で使用します開口板というものを作っていただいています。当日は是非ご覧ください。
最後に富岡ではないのですが、長學寺の晋山結制におきまして更なる御縁をいただきました慈雲寺様へ拝登しました。住職を知っている世話人の方も何人かいらっしゃいました。樹齢四百年のヒバや牡丹がきれいなお寺です。先々代の頃から、場所は離れておりますがお付き合いのあるお寺で、慈雲寺住職の息子さんが私の弟子となります。晋山式では黒いお袈裟ですのですぐにわかると思います。法戦式での主役となり、けんか腰の問答を行います。是非ご覧ください。
身近な曹洞宗の寺院を知ると言う事で良い研修会になったのではないかと思います。来年度は妙義、下仁田方面の曹洞宗寺院を中心に研修会をいたしたいと思います。■先祖祭り (平成24年3月25日)
昨年は縮小して先祖祭りを行いましたが、今年からは通常通り開催いたしました。先祖供養、東日本大震災物故者供養では19名の御寺院様と供養をいたしました。また2年ぶりの五目御飯を楽しみに来てくださった方も多かったようです。偲んで、楽しんで、無事に先祖祭りが円成できたのではないかと思います。尚、来年のチャリティー寄席はマジックと噺家を予定しています。どうぞ御参加ください。
チャリティー寄席では、鏡正二郎先生の見事な太神楽を堪能出来、また、噺家の三遊亭遊雀師匠の巧みな話術に笑いが絶えませんでした。
■先祖祭り (平成23年3月25日)
3月25日は恒例の先祖祭りではありましたが、前日の夕方が計画停電、当日が昼間に計画停電の予定とぶつかりましたので、名物の五目御飯を取りやめにし、例年通りの法要と震災物故者の追悼法要を行いました。今までに感じたことの無い揺れと十二時間の停電後に見た、翌日のテレビに映し出された光景、今でも鮮明に脳裏に焼き付いています。復興の道のりは長いかもしれませんが、当寺でも、少しでも息の長い支援ができればと思っています。
※シャンティ国際ボランティア会と落語芸術協会の協力により国際協力チャリティー寄席を行う予定でしたが、今年は中止としまして、その出演料を義援金とさせていただきました。
■先祖祭りにて 長學寺チャリティー寄席 (平成22年3月25日)
シャンティ国際ボランティア会と落語芸術協会の協力により国際協力チャリティー寄席を行いました。長學寺では、二十年ほど前に三遊亭圓楽(旧楽太郎)さんを呼んで以来の落語を催しました。落語と今回初めて色物(紙切り)を頼みました。さすがプロ!大変盛り上がり大盛況でした。テレビでは見ますが、生で見る機会が少ないですのでより一層楽しめたと思います。集まった募金は、シャンティ会を通じて、アジアの子供達に絵本を送ったり学校を建設する事業に充てられます。来年も検討致したいと思います。
■AEDの導入(安中、鰻橋の木暮様より寄贈)
我々群馬県の若手僧侶の会でも消防署にて普通救命講習を受けております。
人が倒れて、救急車が到着するまで、いかに処置できるかが命、後遺症の有無に関わる重要なことだそうです。
素人では他人が倒れているのを助けるのは難しいかもしれませんが、身内であればどうでしょうか?
身内に何かあった時に少しでも体が動く、救急隊が来るまでに少しでも処置ができることによって最悪の事態を免れることもあると思います。
機会があれば、多くの方に普通救命講習を受けていただくことをおすすめいたします。玄関入った部屋に設置しています。
また平成21年5月12日には納品と講習会が開かれました。
※AED(自動体外式細動器)
心肺停止時に電気ショックを与える機械です。
(写真:上)